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ヘビ対策


ヘビとは

爬虫綱有鱗目ヘビ亜目に分類されている爬虫類の総称です。
下顎と上顎を繋ぐ間接があり、これを利用して口を大きく開き獲物を丸呑みすることが出来ます。 また下顎が左右それぞれに分割され靭帯で繋がっており、これにより獲物を咥えながら下顎を動かすことにより獲物を少しずつ呑みこむことができます。
視覚や聴覚は衰えていて、嗅覚と触覚が発達しています。 赤外線を感知するピット器官により獲物の体温を捉え、夜間でもより正確に獲物を捕えることが可能です。
体長は10cmほどのミミズのような物から、990cm近くもあるものまでいて、様々です。
毒を持つ種類はヘビ全体の1/4ほどです。 しかしながら、毒を持たない種類でも噛み付かれて感染症を引き起こす場合があります。


ヘビの特徴

○垂直に近い壁も凹凸があれば登ることが出来ます。
○毒を持つ種類はヘビ全体の1/4ほどで国内に分布する殆どのヘビは無毒のものです。
○食性は動物食で、カエル・ネズミ・シロアリなどを食べます。
○視覚・聴覚は退化しているが嗅覚と触覚が発達している。
○下顎で地面の振動を感知できる。
○変温動物なので、極端に寒くなると冬眠します。
○脱皮をする。




主なヘビの害

○蛇が送電線に触れて停電になることがある
○噛み付かれて感染症を起こす
○悪臭を放つ
○毒により死に至ることがある


ヘビの被害を防ぐために

1、エサを与えない
蛇の餌になるネズミシロアリなどの動物を駆除する

2、住処を与えない
・草を刈って見通しを良くし、隠れ場所をなくす
・忌避剤を散布・塗布して家屋に侵入させない

3、咬まれないために
・ヘビの生息地域では棒などで音を立てながら移動して、ヘビの方から逃げていくように仕向ける
・威嚇してくるヘビには近付かない
・ヘビを踏んだりして刺激しない

ヘビの駆除方法

1、ヘビを捕獲する(物理的駆除)  
・カゴや粘着シートによる方法
 ヘビの好物(ネズミなど)をエサとして使い、ヘビのよく通る場所に仕掛けます。
・捕獲棒による方法
 ヘビ捕獲用の長い棒で、グリップを握りこむと先端部分が締まり、ヘビを挟み捕獲します。

2、忌避剤で追い払う(環境的駆除)
侵入を防止したい場所に忌避剤を散布・塗布しておき侵入を防止します。
固形状・スプレー型・顆粒状など様々なタイプがあり、主にヘビの嫌う臭いを放つ薬剤です。
臭が強い物は手に臭いが付かないように、軍手やゴム手袋などを装着しましょう。
3、スプレーで撃退(殺蛇効果のあるもの)
殺蛇エアゾールを蛇に噴射します。
ヘビに噴射すると硬直して動かなくなります。
薬剤がかかると、しばらくの間は暴れますので近づかないようにしてください。
石垣の奥などに逃げ込んだヘビを出す効果もありますが、飛び出して来る場合がありますので注意してください。






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